最終回
★★★☆☆
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第10回、最終回と連続で見たので、多分ごちゃまぜ感想です。
だって! 1週間待てそうになかったんだもん!
念のためまだ見ていない人もいるかもしれないので言いますが、ネタバレで構成された感想ですのでご注意を。
それにしても、第3回の時に冗談で書いていた
案外黒幕が安藤あたりだったりしてね。笑
が正解だったんですね……
前々回あたりまでは、あまり安藤のことを気にかけてはいなく、むしろマジでこのまま和夫さんが犯人ってオチだったらどうしようと思っていたんですけど。
相当踊らされたなー。楽しかった!
前回終わり、そして最終回。
犯人は安藤じゃないことをどちらかと願っていたので寂しいですね。
5年前、雪平に撃たれたユタカ。
彼は、安藤の弟とも呼べる存在だったのだ。
しかも、彼が撃たれたその契機、5人もの人を刺殺し、店長を人質に取っていたのには、安藤を助けるためだった。
優しい彼が死ななくてはいけなくて、自分たちを傷つけていた店長は未だ生きている。
それは彼にとってアンフェアなことで。
彼は雪平に復讐することを目的に、彼女に近づいたのだが――
ドラマとして伏線になっていたのは、第1話、手袋をはめて雪平の部屋に入ったところ、そして車の運転しかしていないはずなのに、何故か撃たれた怪我が「動きすぎて」酷くなってしまったというところでしょうか。
情報が無かったから視聴者としては繋がらないのだけど、ベジタリアンというのはユタカの影響なんでしょうね……
声の出るように、そして母親との溝も埋まりつつある美央ちゃん。
雪平を傷つけること、警察を傷つけること、×に集まった人たちはそれぞれの目的やそれぞれの復讐を成し遂げていった。
でも牧村さんにしても、安藤にしても、そのためにいつも結局傷つくのは美央ちゃんなんですよね。
なんだか……もちろん雪平・安藤コンビ好きだったから、彼が死んでしまったのは悲しいのだけど、それもあって後味悪いのかも。
遊園地に行こうと言う和夫さんに対し、美央ちゃんの「あんどうは?」
私は、雪平と美央ちゃん、そして安藤が一緒に遊園地に行くというのはなかなか楽しそうだとわけもなく思っていたので、かなり切ない場面でした。
確かに、薫ちゃんの言うとおり、これは一番の復讐でしょう。
雪平は、一生安藤のことを忘れることができないだろうし、ユタカと安藤、そして×と連続殺人事件に関わった人全てのことを背負っていくのでしょう。
でも最後に彼からの言葉があったのがちょっと救われたな。
彼の雪平に対する想いは別に嘘とか事件とか関係なく本当だったというのは良かったよ。
復讐のはずの事件による接点で、皮肉にも、憎しみが、本当の彼女と接するうちに、愛情にもなったんでしょうね。
でも、復讐は復讐として着実に進んでいただろうし、止められるものでもなかったんでしょうけど。
それだけに、彼女にとっては重いもので、忘れられないものになるんでしょうけどね。
今回とりあえず黒幕が割れてからと言うもの、山路管理官が格好良すぎる。笑
雪平の単独行動は許す、過去のもみ消しの証拠は出す、蓮見に寄り添っていてあげる。
「殺して」と願う蓮見に対し、生きて償え、傍についていると言うところ、良かったなぁ(;−;)
でも気になるところもいっぱいあるよね!
蓮見の誘拐事件企ての動機は何?
和夫さんに当てた話通りなら、「お金」なんだけど、そんな簡単なもんじゃないでしょうと(^^;)
だって蓮見は×に参加してたんでしょ?
つまり復讐関連で探しててあのHP見つけたってことは……
ここ一番気になっていたのに、結局分からずじまいだったなぁ。
安藤は一番最初に蓮見と出会ったとき、彼女もメンバーだと知っていたのかなぁ。
それから。
最後に雪平が安藤の亡くなった場所で見たものはなんだったんだろう。
新しい事件への手がかり?
店長を殺害しに行く前の安藤のように、もしかしたら彼の姿が見えたような気がしたのかな、とも思ったんだけどまさかねえ。
うーーーんアンフェアな終わり方だわ!(>_<)
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