最終回
★★★☆☆
|
ずっと感想書いてなかったけど、何気に全話見てました。
結構好きなドラマだったな。
あ、でも最終回はちょっと詰め込み過ぎな感じもしなくない。
途中6ヶ月を3分で経過しちゃったり、何かもったいない。
まあ3ヶ月っていう時間はこのドラマには短かったのかもしれないね。これ以上長くやるのは間延びしてまた微妙なのかもしれないけど。
今回、また出てきたのが瑠璃のお母さん。
何をしに来たのかと言えば、あれほど自由奔放に生きて瑠璃のことなど何も考えなかった人が「瑠璃を返して欲しい」と言い出した。
見てるときは実は結構普通に見てました。でも今考えると、あそこまで、「戸籍から出したい」と言ってまで、瑠璃と決別しようと決めていた人がこれはないんじゃない?とも思うわなくもないな……
いつも瑠璃は、どんなに突き放しててもお母さんの愛情を求めていた。でも、実際に里子に出してしまってら、それすらなくなってしまった。
どこかで安心していたんでしょうね。本物の母だから、子供は何があっても愛してくれていると。自分は愛情を示すことは、なかったのにね。
結局お母さんが、瑠璃ちゃんに捨てられたのかな。
でももし瑠璃ちゃんが島を出て行ったら、いっちゃんはどうなってしまうのだろう、と考えてみる。
大体いっちゃんはお父さんのお葬式に来て、それから気の済むまで島にいるつもりってことになって、この島のことが好きになり、そのまま里子になったのだけれど、元の生活はどうなったのだろうと気になっていたんだよね。
別に家に、そこまで問題があったわけじゃない。学校だって普通に通っていたし、お母さんのことをずっと想っていたわけだし、習い事だってしていたようだった。
それを全部捨ててまで里子になる理由があるのか、小学校6年生の決断が気になった。お母さんは、お父さんのことがあるから許したのかもしれない。
そんないっちゃんだから、瑠璃ちゃんがお母さんの元へ戻って行ったら、本当に島に残るのだろうか、と思った。彼女もお母さんの元へ戻るんじゃなかろうか。
まあ、結局瑠璃はお母さんと暮らすことより、島に残ることを選んだわけですね。
そして、教育委員回に直談判に行っていただけで、島に帰ってきた。
でもその結果は作ることができない、と。
どんなに瑠璃が勇造と親子さながらのように見えても、迷惑欠けないようにと気を配っている。これって普通のことかもしれないけど、最初の瑠璃と比べると、大きな差なのかもしれない。
っていうのがこのドラマにはたくさんあったね。何気ないことなのかもしれないけど、その何気なさが瑠璃の成長の証ってところ。
一方高原さんも島を出て行く決意をした。
瑠璃ちゃんとの最後はやはり、髪をきってもらう。あそこで一番最初も髪を切ってもらっていたよね。懐かしい〜(^^)
最後に、いつか、再会できるようにという意味を込め、予約券を渡す。
瑠璃にとって高原(川島)はどんな存在だったんだろうね。
高原にとっては瑠璃は「似たもの同士」だったみたいだけど。
やっぱり「似たもの同士」かな。
いて欲しいときに、いてくれて、言って欲しい言葉を言ってくれる人かも。
島の人みんなも「予約券」を渡し、「あんたはもう島の人なんだから」と声をかける。
みんなで作ったのか、予約券。何か可愛いな。
いつか再会できたらいいのにね、と思うなぁこういうシーン見てると。
そして6ヶ月経過し、瑠璃は島で見事中学生になることができた。
最後、高原さんにあてて書かれた手紙を読みながら、三線の音が聞こえてくるところが良かった。
あーこの三線の音がもう聴くことがなくなるかと思うと、何か寂しい。
あと、やっぱり「お父さん」と呼びかけるシーン。
勇造さんの慌て具合もほほえましいね(笑)
あー長くなったけど、やっぱりこのドラマ好きだった。
来週から瑠璃ちゃんに、島のみんなに会えなくなると思うと、寂しいし。笑
中学1年生っていう瑠璃ちゃんこと成瀬璃子ちゃんの演技にも驚かされたな。
うん、良かったです(^^)
|
|