女王の教室 〜悪魔光臨〜


優しい真矢が何故鬼教師になったのか、その秘密がついに明らかに……
楽しみにしてました!
ちなみに、今日の懐かしい教え子は真鍋くん!
なんか声変わりしてた? しかも髪茶色くなってた!?
いやぁ、すっかり中学生の道まっしぐら。
でもおじいちゃん(おばあちゃん。笑)の話題(というか呼んだだけですが)ちょっとでも出してくれたところが嬉しかったですよ。笑
まあ和美ちゃんとはどうなったんだろう、とか馬場ちゃんや進藤さんはどうしてるんだろう、とか懐かしメンバーは気になることがたくさんあるんですけどね。笑

鬼教師になる前、灰色のスーツを着た真矢は、案外普通の小学校教師かなと思ったり。
まあ、確かにやりすぎなところもあるけどね(^^;)
でも、小学校の先生の一般的な対応はあんなもんだと思う。
犯人探しはしない。
するとしたら、無記名で情報を書かせる。
いじめられている子の家にいって、「負けちゃ駄目」と説得。
この辺りは、女王の教室だけど、学園ドラマらしかったかな、まだ(^^;)
ただこのドラマ、昨日2時間使って真矢がどうしてこういう先生になってるかを描ききってるんだもの!
彼女がどれだけ生徒思いで、どれだけ愛を持って接しているかを昨日見ている視聴者は知っている。
だからもうひとつひとつの行動、ひとつひとつのドラマらしい出来事も、違って見えたなぁ。

宮内君……ドラマながら、久しぶりにこんな腹立つ奴見たわー(^^#)笑
裏表激しくて、
彼の「幸せになれる人はほんの一握りだ」っていう話が、その後の「幸せになれる人はたったの6%」になったんだろうな。
そしてちゃんと調べたのね!笑
そのとき真矢が答えたのが、あのときの和美ちゃんと同じ「みんな幸せになれる」というもの。
それを気づかせるために、そのときの真矢は訴えかけるという方法を選んだ。
でもそれじゃ、子供達は本当に気づいてくれないということを彼女は知ったんだね。
だから、あえて厳しいことをして気づかせようとこの後していくわけか……
宮内君と向かい合う真矢は、やっぱり怖かったね。
でももっと怖かったのは、「なぜ人を殺しちゃいけないの?」と言われて、はっきりと、みんなそして自分が納得できる理由を、自分はきちんと説明できるだろうか?
そう考えたとき。
ただの道徳や奇麗事や建前じゃない理由を、持っているだろうか。
そう思ったら、何だか怖かった。説明できない気がした。
だから、あのシーンの真矢は、予告以上に怖かった。
気迫っていうのが違う。
でも彼女の本質には優しさがある。だから、ただ怖いわけじゃない。
うーん、何言ってるか自分でもよく分かんない(^^;)
でもとにかく、響いたよ。
彼女が大切な人を失っているからこそ、響く。
そしてそれを演じきる天海さん……
この2日見ていて、本当に彼女は素晴らしい女優さんだと思った。

それにしても里中くん優しい。
彼こそ一番に、宮内君には近づきたくも無いし、しゃべりたくも無い立場だと思うのに……(>_<)
彼は強い人だね。
本当は、誰よりも強い人なんだろうな。
宮内君は、結局ペンは取りにまだ来ていないのかな。
最後、それを見せるかと思ったんだけど、そういうわけでもなく、本編へのつながりを残して潔く終わったしね……

それにしても、何よりも本編へのつなげていく伏線となる出来事やら、逆に本編ではこうだったけど、実はそれはこういう理由で……っていうリンクが凄いね。
まあ、もしかしたらもとからこの続編は考えられていたのかもしれない。
真矢の人物像、本当に奥深かったし。
後付だけじゃ、ないのかもしれない。
でもそれにしたって、例えば本編最終回で真矢が和美ちゃんたちを助けるときに武器として使ったペン。
あれは、その場限りの小道具だったのかもしれない。
だけど、それをエピソードに絡めて来るんだもん。
しかも、宮内君と真矢をつなぐ重要な小道具になるんだよね。
遊川さん本当に上手いなぁ(^▽^)
ただのエピソードって言うのが無い。
全ての事象は、次の事象への階段になっている。
里中くんが、「死ねよ」って言われて自殺しそうになるのだって、別に水に関わる必要は特に無いのに、わざわざ翔と同じような状況にするんだよね。
それで、真矢の成長を見せるんだよね(>_<)
翔は助けられなかったけど、もう誰も死なせたくなくて、必死にお願いして、里中くんは助けることができた。
そして、この後和美ちゃんがまた溺れる(溺れさせられる?)っていう事件が本編に続いていくわけで……
これだけでもEP1→EP2→本編と三段階に繋がってる。
そして、鬼教師の真矢っていう人物は、全て彼女が受けた辛い過去から作られているんですね(>_<)
自分が傷ついた、全てのことを子供達に与え、そして強くしようとしている。
甘かった昔の自分が、辛かった数々のことを乗り越えて、今の自分になったように。
なんて深いんだろう。
なんて悲しくて、辛くて、そして壮大な物語だろう。
自分の乏しい感情じゃ上手く表現できない!
どうしても、「凄い!」って一言しか出てこないよ……

二日間、阿久津真矢という人物の人生を濃く見ることができて、本当に面白かったです。
優しい先生から鬼教師へ。
その過程には色々なことがあって、そしてあんな恐ろしい先生を作り上げたのですね。
ああ、もう一度最初から見直したくなったな。
今度はまた違って見えそうだよね!


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