神はサイコロを振らない



最終回
★★★★★
うわー(>_<゜)゜。良かったです、本当に。
久しぶりにドラマ見て涙が出てきたよ……
これは出会えたことが嬉しいドラマでした。
……っていうよりも、なんか今はとりあえずもう寂しいって気持ちが一番強いなあ。
ヤス子や菊坊が哲、亜紀と別れた時じゃないけどさ、もう来週からはやっちもあっちも哲も菊坊にも会えないんだ(>_<)と思うと妙に寂しい気持ちになるんです。
哲とヤス子は最期の瞬間を一緒に迎えることができなかったんだね。
結局この人たちはいつも自分達のことよりもまず他人や皆のことを考えて行動する、優しくて責任感強くて、そして最後まで希望を無くさない人。
タクシーに乗り込み、それじゃあと言う二人の別れがあまりにさっぱりしているから、これでいいのかと思っていたら。
やって来てくれましたよ、哲!!
そうだよね! だってこれでもう、会えないかもしれないんだから……
今のヤス子が好きだと言って、指輪を渡すんですね。
ヤス子も何か行動を起こすかと思いきや、こっちは好きとか言うこともなく(笑)
それでも、きちんと左手薬指に指輪を付けてもらって、「10年前のじゃ消えちゃうでしょ?」と言うところ、それだけで十分なんだろうな。
前のヤス子は受けとることすらしなかったのだから。
この指輪は、もしかしたら残るのかも……
ひとつくらい、運命に逆らう物があってもいい、そう思っていたんだけど、結局消えちゃったね。
指輪が、哲が消えたことも教えてくれたんだよね……
あーもう亜紀が消えるシーンとか泣けたよもう!!
だって、あんな風に当たり前の日常を送っていたら、「ちょっと見てくるね」なんて一瞬目を離したらいないなんて(;-;)
ヤス子が振り向いて、今まで亜紀が立っていたところに光しかなかったとき、かなりグッときたよ。
(次々と乗客との別れの中、涙出てきたのは柚子と先輩の別れ。
柚子が目を開けたら先輩はいなくて、色紙に「泣くな」
柚子を励ます先輩の言葉に気持ちが押されちゃったんだよね……)
菊坊とはさよならしないために、あえて散歩に行ったんだよね。
「いってらっしゃい」で終わるために。言わせるために、言ってもらうために。
亜紀みたいにいつでも他人の幸せ考えられる人って素敵だなあ。
彼女だって自分が消えてしまうことを恐れている。でも、いつもヤス子と哲のことばっかりで、それ見せなくて。
菊坊の「僕のことは思い出さないでください。また会うときに、今度は恋に落ちるために」ていうのも、良かったな。
あーもうまた会って欲しいよ!
どこかで、亜紀は菊坊のこと忘れてるかもしれないけど、会って欲しいよ!
この二人、大好きだーーー(〉_〈)
光とともに……では小林さん演じる里緒先生と武田さん演じる桜先生コンビが大好きだったんだけど、この亜紀と菊坊には負けるかもしれない。

今も思い出すと、妙に寂しい気持ちになります。
良いドラマでした。
最終話のゲストにもたいさんを選んだそのセンス、良かった!
ヤス子に哲也、亜紀に菊介、4人の暮らしっぷりが良かった。
とにかく、みんな大好き。


第8回
★★★★☆
あと残すところもたった3日となってしまいました。
乗客たちが消えてしまう時間、そして10年前のいつに戻るかもようやく分かる。
それによると、自分たちがマイクロブラックホールに吸い込まれてしまう3分前に戻るのだという。
……あれ、3分前に戻ったら、そのときの亜紀や哲がそこにはいるんじゃないの?(^^;)
って思ったけどそれ以上考えるとわけわかんなくなるので止めました。笑
何とかして、哲はその時に気づいていた積乱雲を避ける手段を考えるわけですね。
同じように、亜紀が色々考えても、それが全て加藤教授に「無駄だ」と言われてしまうよう。
どうやったって、全てを消えてしまう、無かったことになってしまうと言われては何もやりようがないんだよね……

柚子と中武さんは、夢を叶えるために、お笑いのライブをやることに。
柚子は、先輩の夢どおり、とにかく大きな劇場でたくさんの会場でやりたいとヤス子にお願いするんですが、中武さんはあくまで自分たちの力でやりたがっているんですよね。
「今の私の夢は、あんたたち家族の笑っている顔を見ながら消えていくこと」
うー……中武さん(;;)
ふれあいホールは確かに小さなところだったけど、そこで漫才をやる二人が輝いて見えること見えること。
もうすぐ自分たちが消えてしまうと分かっても、彼らはやけにならないで、誰かのために、自分のために、一生懸命最後の時を過ごしている。
それがとても好感の持てるところなのです。

菊介と亜紀の二人がいいわー(*^▽^*)
あれ、やっぱりこの二人も恋愛絡みになっていくかな、と思っていたんだけど、そういうわけじゃない。
っていうより関係を消化していく時間すらも無いという感じ(>_<)
「思い出に残ること……あっ、結婚式だ!」って来たから、ついについに?と思いきや、「ヤス子と哲の」って、彼女はやっぱり一番に人の幸せを考えてしまうんですね。
良い人だよね、亜紀……それが、彼女の「普通」なんだよね。
「ありがとう」なんて言われたの10年ぶり、誰かに少しでも必要とされたのが菊介にとっては10年ぶりだったのかな。
亜紀の肩に顔をうずめて、亜紀も泣き出しちゃうこの場面、かなり好きです。

そして、ヤス子と哲也。
今までずっと、乗客たちの願いを叶えるために必死に駈けずり回っていたヤス子に「休んで良い」と言ってくれたのは、他でもない本部長だったんですね。
今まで嫌な面(というか会社として出来ないことは出来ないとはっきり言わなきゃいけないというか)ばかりだった本部長、でも彼は彼なりに、ヤス子の頑張りを認めていて。
んー! やっぱり嫌味な人じゃないんだ。
どんな人でも、ドラマとして嫌な面を見せていく人でも、必ずひとつは良いところを見せる。
それで気づいたら、嫌な人なんていない。
私の水橋さんの脚本に対するイメージは、こんな感じです。
そして、そういうところが大好きだから、このシーン、ヤス子の頑張りが会社にもきちんと認められているということが分かるここ、好きです(^^)
で、最後の最後にヤス子は哲と最後の一日を過ごすことを決める。
おー、思い返せばやっちも素直になったものだわ。笑
「10年前の私はもう潰れたの」なんて言って、哲を突き放していたこともあったのに。
最後の1日、この二人はどう過ごすんだろう。ちょっと気になるなぁ。

って今日がもう最終回なんだ……ああ、寂しい(>_<)
今週、気が付いたら1時間過ぎてました。こういうドラマに出会えることって、あんまりないので(笑)、やっぱり良いなと思わされました。
結局みんなどうなっちゃうんだろう……


第7回
★★★☆☆
今回は仕事を10年を飛び越えてきた人々を巡る話。
神蔵さんは学校の先生だった。そして、担当していたクラスにいたのは走るのが得意で、でも生意気だと見られいじめられていた少年。
10年後の今、彼がどうなったかを神蔵さんはどうしても知りたかった。彼の先生として。

ヤス子は彼のために、探してくると約束するんですが……

前に「私は半年でいい」と言っていたのがある意味伏線だとは考えてなかったな。
何かが終るまでにあと半年? 例えば、卒業式とか、ってくらいの認識で。
神蔵さんは病魔に侵されていて、あと半年しか生きられなかった。
本当なら、10年後の世界も、成長した教え子の姿も見ることはできなかった。
それを叶えてくれたのは402便なんだよね。今まで、10年という時間のために悲しい思いをした人はいっぱいいたけど、こんなに喜んだ人見たのは初めてか
も。
うー……いい話じゃないですか(>_<)
神蔵さんを病院から連れ出すために背負おうとしたヤス子、アホ!と病室に駆け込んできた哲、車椅子を持って迎えにきた亜紀。
この場面良かったわー……3人の絶妙なまでのチームワークがねっていうか大好きですこの同期3人組(+菊坊の家の場面も好きだけどね)

と思っていたら、そのあとに今度は亜紀についての仕事を巡る話。
10年前に会った印象的な乗客の今を、見てみたいと言う。
ヤス子と二人で探し出したのは良いけど、彼は亜紀の思い描いていたような人からすっかり変わっていて、傲慢で自信家で、10年前のあの日、初めての商談にうろたえていた姿は全くなかった。
……10年こわっ(^^;)
まあでも、確かに人一人変えるには十分な時間かも。
このエピソード、妙に取ってつけたような感じがして、別にいらなかったんじゃないかなぁって途中まで思っていたんだけど、段々意味分かったよ。
神蔵さんの姿を知りたかった見て、亜紀は自分の仕事も誰かの心の中に確かに残っていることを知りたかったのかもなあ。
何となく分かる。
でもヤス子の言う通り、世の中はそんな職業ばかりじゃない。
やってくれて当たり前、いて当たり前、空気みたいな存在の職業っていうのも、あるもんね。
亜紀やヤス子の就いてる職業っていうのは、どちらかというと、そんな誰かの心に残るもんじゃないのかもしれない。
だけど、それだから神蔵さんのような先生の方が偉いとか、そういうわけじゃない。
その一瞬、感謝されて、それで嬉しいと思えたなら、亜紀は亜紀でしっかりと仕事を頑張っていたって証なんだろうな。
ってところだろうか、今回は。
私仕事してないからよく分かりません。
ただ、学生の身から見れば、仕事をきちんと持って働いている大人は全員何かのプロだと思います。

最後の最後に
『10年前に頑張っていた仕事を、今も頑張っていますか?』
っていうのは、なかなかやってくれる演出じゃないの! と思ったよ。
最初に今回はテーマ発表無いのかな?(^^;)と思って、少し違和感感じたけどね。


第6回
★★★★☆
今週も30分ずれてたよっ。危ない危ない、また見逃すところでした(^^;)
というわけで神はサイコロを振らない第6回です。
黒木くんは無事お父さん、お母さんと一緒にいられることになったのですね!
二人は仲の良い夫婦を演じているふりをしてまで……(>_<)
あっ、でもこれをきっかけに仲良くなるとか、そういうこともありそうな雰囲気だったわ。お互いに目を合わせたところなんてなんとも……

10年前恋人だった人と友達になれますか?

桃ちゃん可愛いっ! 「お父さんがはぐれちゃったんです」とか、実は一番しっかりとしてるわ、絶対。笑
今クール日テレは土曜のきゃんきゃんと頑張っている大人の桃ちゃんに、水曜日の大人びた子供の桃ちゃんと、桃ちゃん祭りです。笑
哲が「お前子供ができたらなんて名前つけてた? ……ヤス子の“や”を取って、スー子」と決め付け、二人で親のふりするところもなかなか面白いし!
スー子って……哲には名前付けさせないほうがよさそうですね。笑
つい数日前までは、38歳の姉さんになってしまったヤス子が、相変わらず熱血で(年とって無いから当たり前だけど)30歳の哲をあしらう感じだったけど、ここに着て状況とヤス子の気持ちを理解した哲の方が落ち着いてきていて、逆にヤス子が焦っていたり、行動起こしたり、変わってきてるなぁ。
最後、遊園地に行ってどうするんだろう?と思っていただけに(そりゃヤス子じゃないけど、観覧車でキスはないと思ったけどさ)、正直私ががっかりしたよ。笑
その後の姉弟二人で語るシーンは、妙に物悲しいものを感じてしまいました。
本当は、亜紀も哲も死んだと思われていた。
数日前まではあれが黛家の日常であって、数日後にはあれがまた黛家の日常になってしまうのかもしれない。
でも寂し過ぎるよ。あの家に二人っきり。
そのとき、2人とも何かが変わっているのかもしれないけど、それでも4人じゃないのは寂しいなぁ。
その後の屋台のシーンを見ていてますますそう思ったよ。

菊介は、何でニートの設定なんだろう?ってずっと気になってたけど、ニートで、HPでって、何かちょっと現代の社会を描写しているんだね。
上手く世間と繋がれない状態。
パソコンを仲介して、直接じゃないけど、人と繋がっているような感じを得る。
何だか、今まで買い物行って家でごろごろしているだけの菊介だったけど、ここにきてニートだった意味が少し分かった気がする……

今週今更ながらに思ったことは、このドラマってSFのような非日常物語を描いているように見えつつも、実はかなり日常誰でも共感できそうな話を描いてるんだねぇ。
本当だったら10年前別れた友達、恋人と偶然町で再会するとかいう話なんだろう。
お互い年を取り、感じ方も性格もちょっとずつ変わってて、その違いにあたふたしながらもまた絆を強めていくとか、そういう話。
でもそこに「10年前からいきなりやってきた」っていう設定を付け加えることによって、一見かなり非日常色を出している。
だけど、実際は「今」を生きるヤス子・菊介の視点から物語を見せているし、二人の成長って言うのを中心に描いている日常の話なんだなぁ。
哲とヤス子の「今のお前は、観覧車でちゅーとかやってられないんだろ?」とか言うやり取りを見ていて、ああそうなのかも、って今更ながらに思ったのでした。笑
最初、SF? 水橋さんがSF!?
と何だかんだ言っても抵抗があったんですけど(笑)、毎週楽しく見ているのはそれもあるかもしれないなぁ。


第5回
 
仰天ニュースのばかぁぁぁぁーー(T_T)
番組表確認せずにいつも通り録画しちゃったじゃん。
黒木さんとヤス子が会ったところで切れてたじゃんビデオ!!涙
今かなり悲しくて悔しくて仕方がありません……
ホームページで内容確認したいと思います。
嗚呼……


ということで話や人物については触れられないのですが、気になったことをひとつ。

ヤス子が「哲が家を出ていくと言っている」という内容の電話で菊介に言った、
「燕雀いづくんぞ鴻鵠の志を知らんや」
今日丁度習ったといいますか、テストに出たんですが。笑
個人的なことながら、驚きましたよもう。なんてタイムリー!!
ちなみに、「すずめのような小さな鳥にどうして白鳥のような大きな鳥の気持ちが理解できるだろうか。理解できない」という意味だったかな。
私(ヤス子)の気持ちがどうしてお前に分かるのかっ? 分かんないだろっ! ってことなのかしら。笑

加藤教授があしらわれるほどにヤス子へ想いを募らせているのが面白くて仕方ありません。


第4回
★★★★☆
哲のちょっと浮かれているような、ヤス子をきちんと愛しているところには、凄く好感がもてますね(*^▽^*)
誕生日プレゼントと大きな花束そして指輪なんてちょっとクサイけど、でも彼はどこまでも一直線で、指輪を渡すときも実は上がっていたりして、良い奴だなぁ(o≧▽≦o)
亜紀が「哲みたいな人がいればなあ」って言う気持ちも分かる。笑
自分が一番辛いのに、哲はいつも他人のことを考えている。
亜紀も同じだね。先週のヤス子に対する言葉にしても、デートの予定にしても。
それも押し付けがましい優しさじゃなくて、あくまで自然体での優しさ。
そこが凄く好きだし、心地良いところ。
たがら亜紀と哲のどちらかまたは二人が絡むシーンが一番好き。
でも、ヤス子ははっきりと、「10年前の私は潰れたの」と告げるんですね。
哲が見てるのはあくまで1996年のヤス子であって、彼の好きな彼女は2006年にはいないのだと。
これはヤス子の本心なのかな……
だとしたら彼女の夢であった「自分の考えをしっかりと持った女性」にヤス子はなれているんじゃないかな。
哲はそれが分かった。10年前に言っていた彼女の夢を覚えていたから。
そういうことなのかな……
この辺り、ワタクシの感受性と理解力が弱いのでしょうか。よく分からなかったのよー(^^;)

と、夢の話なのに基本哲、ヤス子、そして亜紀の3人ばかりに注目していたんですが。
でもあれだね。
10年前を生きる彼等の夢は絶対的なものによって叶わなくなってしまった。
一方、今を生きるヤス子や菊介にとっては、夢なんてもう、叶う叶わないじゃなくて、諦めたもの。過去のもの。
夢を持ち続けられることができるって、そういう状況にいられることって、それだけでも幸せななんだな、とふと思っちゃったよ。
まあ所詮餓鬼のざれごとです。笑

「神はサイコロを振らない」大好きなんですけど、たまに早口で聞き取れないところない?
あっち、やっち、盛り上がるとね。笑
このドラマは結構ちゃんと見てる方だけど、それでもたまに何言ってるか分からないんだよね。
なんかそれだけ惜しい気がして!


第3回
★★★★☆
やっちーーあっちーーッ(>_<)
てかまず今週、亜紀の髪型がまた変わってて、凄く可愛かった。
先週のテツ話も良かったけど、今週の友達同士の話も良かったです。
くすりと笑える面白さと、思わず感動するポイントが両方あって、結構どっちもツボなんです。
いいなぁ、やっちとあっち。

友達に、悲しませることを覚悟で、それでも真実を告げるべきなのか。

哲也としては10年前から帰ってきた仲間同士として、亜紀に消えることを言わないで欲しい。
自分自身、強がっても明るく振る舞ってもいるけど、悲しいだろうし、消えるなんてことを考えながら生活するのは辛いに決まってると思う。
「消えるんだぞ、俺も8日後に」
この言葉を電話ごしにヤス子に言ったところ、それまでの会話から急に重くなってぎゅーっとなりました。
ヤス子は、友達として10年という月日を越えても、絶対に亜紀は秘密されるのを嫌だと考える。
確かに亜紀は哲也の言うように亜紀は本当に消えることを怖がっているし、傷付きもした。
でも最終的にはヤス子の言葉に励まされ、自分はそんなことでへこむような奴じゃあないと言い聞かせるんですね。
先週は亜紀の一言がヤス子を押す形となったけど、今週は逆。本当に良いコンビ(*^∇^*)
しかもこの二人、実は学生時代からの付き合い? なめねこに影響されてたり、ナタデココ食べに行ってたり。
会社に入ってからだとばかり思ってた。
長い時間を共有した、密度の濃い付き合いのはずだわ。
「私がやっちの残された時間を最高のものにしてあげるから」
自分が一番辛いはずなのに、それでもまだ友人、やっちに楽しい時間を与えようとしているあっちの一言がぐっと来ました。

菊介と亜紀はのび太くんとジャイアンのような関係って言うのも良いね。
あくまで恋愛面はヤス子と哲也の二人で見せていこうってことかな。
ミス角煮まんじゅうの応募者は二人だけとか、実は……のオチが本当に笑えます。
でもそんな菊介が実はあのHPを作ってたって。え、ただのニートじゃないの!?


第2回
★★★☆☆
小林さん、演技上手いなあ。
ちょっとした視線の動きとか、瞬きとか、ものっ凄い細かいところまでその時々のヤス子の感情がよく伝わってくる。
「私たちはお客様を目的地まで送り届けなければならない」
この言葉が印象的。
そのままの意味でも取れるし、この先どこに辿り着くか分からない402便の乗客たちをきちんと見守っていく決意も見える。
亜紀がヤス子背中を押したんだらうなってところもいいね。
コメディのシーンも面白い(>∇<*)
ドラマとかで本当に似てない兄弟とかいるじゃない? あーあるある……ってこれもドラマじゃん! と頭の中で思わずノリツッコミしてしまいましたよ。
先週はナレーションが多いところが何となく合わないかも、と思っていました。
聞き流してボーッとしちゃってね……
でも、これは結構細かい笑いが入ってて楽しいですね。
「まさにモトカレ。それじゃあ私は、モトカノ……?」とか。しかも矢印か。
これは菊介もそう!
彼が川を渡り買い物から帰ってくるときの考え事ってさっぱり分からない。でもまあ考えなんてそんなもんかと思い、逆に納得。
今週から402便の人たちの生活も始まり、またちょっとしたところが面白いねぇ。
哲也が良かったな(-^〇^-)
ヤス子との掛け合いは勿論、自分が消えてしまうと分かっていながら、他の誰かのために一生懸命なところが格好いい。
ヤス子に対して、頭にポン、とか細かいところで10年間が見えるのもいいね。
亜紀の髪型が変わっていたので最初気付かなかったよーッ(^_^;)
最近流行っているお笑いで「フォー!!」をやったときの他の乗客たちの反応も分かる。
確かに、10年前の人が見たら何が面白いのか分からないだろうね……笑
水橋脚本って、前の光とともに…でも出演者たちに「しぇー!」をやらせてたなぁ。笑

次は柚子も上京するのかな。
この人と先輩のエピソードも気になるんだよねっ!


第1回
★★★☆☆
何だか、色々と考えさせられたわ……(・ー・)

10年前に消えた飛行機が、突然姿を現す。
事故当時加藤教授によって予測されていたように。
乗客たちにとってはたった30分間、しかしその間現実には10年の時が過ぎていた。

雰囲気としては「黄泉がえり」や「この胸いっぱいの愛を」の感じ。
ただこのドラマの10年という時間が大きい。
ヤス子と亜紀の再会の場面、亜紀にとってはたった30分前まで『親友』だったヤス子がすっかり年上としてフォローする女性になっていたところ。
「死んじゃえ」という言葉の受け止め方の違い。
亜紀にとっては昨日の大したことない喧嘩。
でもヤス子は絶対悩んだだろうな。見てて辛かった。
とはいえ、それももう10年前のことで、悩みとか悲しみとか消化されてしまった後なのかもしれない。
この微妙なズレの起こす空気、二人の突っ込みあったりする姿が面白くもありますが、同時に切なかったです。
一方ヤス子と菊介。
「光とともに・・・」の桜先生&里緒先生コンビ!
二人のやり取り大好きだったので、またこの小林・武田コンビが見れるのは嬉しいです。
姉とやる気のない弟。
現実的な姉と違って、何だか夢見がち。
やっぱりいいな、この二人。

面白い、でも切なかったり、妙に考えさせられたり、納得しちゃったりする。
こういうドラマはなかなか好きです。
しいて言えば、ナレーションとセリフがかぶるところ。
どっちを聞けばいいのか分からなくって、ちょっと困ってしまいました。

10年前って私はまだ7歳だよ(^^;)
自分の世界と言えば学校と家と近所の公園と図書館程度。
深い思い出や印象的な出来事はあまりなく。
そういえば、阪神大震災からもう11年。
サリン事件あったのもそれくらい前かな。
事件で考えると、結構近く感じる気がするなぁ(^^;)

かなり後のほうながら、なかなか楽しみにしていたドラマでした。
俳優さんに、プロデューサー(光とともにの人らしいですね)、脚本家の水橋さん、好きな方が多いので、期待を寄せるばかり。
今回は人物紹介的な面も多かったけど、来週以降人間関係も描かれていきそうですね。
あと9日というのも気になる。その後は一体どうなっちゃうの?

楽しみです(●^▽^●)


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