第11回
★★★★☆
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ついに終わっちゃったなぁ・・・
今のクールで、私が見ていた中では一番安定した面白さを保っていたこのドラマもついに最終回。
某雑誌に、「奇跡は起こしません。あくまで、忠実に物語を作っていきたい」みたいな内容が書いてあった気がするけど、それでもやっぱり光くんの成長っていうのがよく見られた気がする。
それに、このドラマも★4つけてるけど、実際問題、オレンジデイズとか問題じゃないくらい展開早かったですよね、最終回は。
それでも、レビューに書くときは、それを突っ込まないようにしようって気持ちにさせてくれる面白さがある気がします(^−^)
(というか私が見た水橋脚本ってみんな季節が3ヶ月で1年以上過ぎてる気がする。太陽は沈まない、ビギナー、それに光とともに・・・)
それに、登下校が一人でできるようになったとか、最後に「里緒先生」って言えるようになったとか、それが奇跡なのだとしても、光くん、幸子さん、里緒先生、川見先生、桜先生・・・周りのみんなが努力した結果だから、見ていて気持ちがいいんだよね!
あとは、写真がないと、急に出来なくなってしまうとか。そういう細かい表現があるからこそ、現実味を帯びてくるのかなぁと思います。
特に最後に、「里緒先生」って言ったところが良かったなぁ(>_<)
川見先生がそれまで一生懸命言わせようと頑張っていたんでしょうね!その頑張りが見えたのも、また良かったと思うひとつ。
最初の方は、どちらかというと光くんの自閉症も受け入れないで流してる様子だった川見先生、それが最終回、きちんと向き合って・・・ああ、ホントこのドラマっていい人ばっかり!!(^−^)って思わずにはいられませんでした。
唯一違うとすれば、最後の最後に出てきた「ぐんじ先生」
いきなり展開が変わったので、何事かと思いました。最後の最後だったし、印象強烈だったし(笑)
あのまま、ハッピーエンドで終わらせればいいと思ったけど、そうじゃないってことは、解釈が色々あると思う。
ひとつは、続編やりますよってこと。
一番自然に考えると、そうだと思うし、むしろ私もそれを望んでいます。
光くんの成長とともにやっていくっていうのも面白いと思うし。昔やっていたナースマンが、春にスペシャルで帰ってきてたけど、ああいう風に戻ってくる可能性は、十分あると思います。
もうひとつは、わざとハッピーエンドじゃなく終わらせたのは、決していつもいい方向には進まない。けれど、光くんも幸子さんも、頑張らなくちゃいけない。ってことなのかなぁと、私は思ったんだけど。
いつも、絶対良いようには進まないじゃないですか。もちろん、優しい先生が引き継いでたら良いように進んでいたとはいえないかもしれないけど、ドラマを見ている私たちからすれば、その方が明らかにハッピーエンド。
でも、わざわざ一癖も二癖もありそうな、”ぐんじ先生”で最後を終わらせるあたりが、現実っぽいのではないでしょうか。
これからも、また新しい1歩を始めなくちゃいけないっていう感じがする終わり方でもあったと思います。
・・・それでもやっぱり、幸せなハッピーエンドで終わって欲しかったかもと思うところはありますが(笑)
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